結論

会社員の副業せどりは、年間の利益(売上−経費)が20万円を超えると原則として確定申告が必要です。 仕入れ代・送料・手数料などは経費にでき、領収書の保管と記録が節税と申告の基本になります。 所得区分や消費税の扱いは個別判断のため、規模が大きくなったら専門家に相談しましょう。

新品せどりで利益が出てきたら、避けて通れないのが税金と確定申告です。 「いくらから申告が必要?」「何が経費になる?」「事業所得と雑所得の違いは?」—— はじめての方が迷いやすいポイントを、順を追って整理しました。 本記事は一般的な解説であり、最終的な判断は国税庁の公式情報・税理士にご確認ください。

ご注意

本記事は一般的な情報をまとめたものであり、法律・税務上の助言ではありません。制度は改正されることがあり、個別の事情によって扱いも異なります。具体的な判断は、各制度の公式情報(国税庁・警察庁・各自治体・消費者庁等)や、税理士・行政書士などの専門家に必ずご確認ください。

確定申告が必要になるライン

給与所得者(会社員・パート)の場合

給与を1か所から受けている会社員などが副業でせどりを行う場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると 原則として確定申告が必要です。ここでいう「所得」は売上そのものではなく、売上から経費を引いた利益を指します。

専業・扶養内の場合

専業でせどりを行う方や、扶養の範囲を意識する方は、基準が異なります。住民税の申告が必要なケースもあるため、 自分の立場に合わせて公式情報で確認しましょう。

立場確定申告の目安
会社員(給与1か所)の副業副業の所得が年20万円超で原則必要
専業(給与なし)所得が基礎控除等を超えると必要
扶養内で活動扶養の基準・住民税申告に注意

所得区分 — 事業所得と雑所得

判断は取引の規模・継続性・独立性などから総合的に行われますが、 市場の側から見た「継続しやすさ」も参考になります。

※ 記事中の件数・割合は、2026年9月2日時点の買取Xのデータを集計したものです。

値を付けた店の数点数継続的に取引しやすいか
1 社10,846 点(43.6%)その 1 社が下りると止まる
2〜4 社約 9,000 点選択肢はあるが薄い
9 社以上約 1,500 点再販の市場が成立している

1 社しか値を付けていない商品を繰り返し扱うのは、構造的に安定しません。 6 ヶ月で店 × 商品の 22.6% が掲載から消えるためです。

所得区分そのものは税務上の判断ですが、 「事業として継続できる形になっているか」を考える材料にはなります。

せどりの所得は、継続性・規模・営利性などから「事業所得」または「雑所得」に区分されます。 最終的な区分は税務署の判断によりますが、目安は次のとおりです。

区分目安特徴
事業所得本格的・継続的・営利的青色申告で控除など節税の幅が広い(帳簿要件あり)
雑所得小規模・不定期手続きは簡易だが節税の選択肢は限られる

経費にできる主な支出

区分具体例
仕入れ商品の仕入れ代金
物流送料・梱包資材・宅配買取の送料
手数料販売手数料・決済手数料・振込手数料
運営通信費・消耗品・保管/倉庫費用・一部の交通費
その他セール仕入れにかかった費用、事業に必要な備品など

領収書・クレジット明細を保管し、「いつ・何のための支出か」を記録しておくことが、正確な申告と節税の基本です。

なお送料と振込手数料は、売却先を比べて得られる金額と並べて考えると判断しやすくなります。 実測では、2 社以上ある商品の最高値と最安値の差が中央値 2,000 円。 ただし下から 25% の帯では 300 円しかなく、この帯では送料のほうが大きくなります。

年をまたぐ在庫をどう減らすか

期末が近づいたときに、何から手を付けるかの判断材料です。

期末在庫が多いほど、棚卸の手間と評価の判断が増えます。 売り切るタイミングを考えるうえで、実測が示す優先順位は次のとおりです。

優先度対象理由
高値を付けている店が 1〜2 社の商品6 ヶ月で店 × 商品の 22.6% が掲載から消える。1 社下りると売れなくなる
中6 万円以上の商品6 ヶ月で 57% が動く。棚卸金額も大きい
中直近の半月で価格が動いた商品次の半月も動く確率が 5.42 倍
低3,000 円未満の商品6 ヶ月で 58.7% が横ばい。まとめて処理してよい

「値下がりしそうな順」ではなく「売り先が消えそうな順」で処理するのが実測に沿った優先順位です。 値下がりは 6 ヶ月で 23.9%・中央値 −7.1% ですが、掲載が消えると売却自体ができません。

社数は検索結果で確認できます。年末に在庫を整理するなら、 まず社数の少ない商品から並べ直すと判断が速くなります。 社数が多い商品は掲載が消えにくく、後回しにしても損が出にくい構造です。

取引の記録は古物商の帳簿義務とも重なる

確定申告のための記帳と、古物商許可を取った場合の帳簿義務は別の制度ですが、 記録する内容は重なります。

記録する内容確定申告古物商の帳簿
取引日必要必要
品名・型番必要必要
金額必要必要
相手方の情報—買い受け時に必要
仕入れ先・領収書必要—

買取店に「売る」側であれば、古物商の帳簿義務は発生しません。 義務を負うのは買い受ける側です。

ただし売る側でも、領収書やレシートは残しておくと実務が楽になります。

高額品では入手経路の証明を求められることがあり、実測でも酒類の商品名に 「※要購入証明」と明記されているものがありました。

買取価格が出ている商品のうち 43.6% は 1 社しか値を付けていないため、 その 1 社の条件に合わなければ売る手段がありません。

書類を残すのは、申告のためでもあり「売れるようにしておくため」でもあります。

1 件あたりの売上規模を実データで見る

帳簿の件数感覚をつかむために、実際の金額分布を見ておきます。

帳簿をつけるとき、まず把握しておきたいのが「1 件あたりいくらの取引になるか」です。

買取Xが各買取店の公開買取価格を毎日取得しているデータから、価格帯の分布を出しました。

買取価格帯点数全体に占める割合
3,000 円未満1,611 点6.5%
3,000〜1 万円4,942 点19.9%
1 万〜3 万円8,100 点32.6%
3 万〜6 万円4,591 点18.5%
6 万〜10 万円2,419 点9.7%
10 万円以上3,205 点12.9%

いちばん多いのは 1 万〜3 万円の帯で、全体の 32.6% を占めます。 10 万円以上も 12.9% あり、少額と高額が混在する構造です。

ここで注意したいのは、これは売上(売却額)であって所得ではないという点です。

所得は「売上 − 仕入 − 経費」で計算します。 本記事のデータからは仕入れ値が分からないため、所得の水準はここからは計算できません。

20 万円・48 万円といったラインは「所得」に対する基準です。 売上がその金額を超えたかどうかで判断しないでください。

期末在庫の評価で押さえておきたい実測

年をまたぐ在庫がある場合に関係する部分です。

確定申告では、売れ残った在庫(棚卸資産)を期末に評価します。 その際、買取価格がどれくらい動くのかを知っておくと判断しやすくなります。

同じ店・同じ商品を時間方向に追いかけた結果です。

経過期間下がった変わらない上がった
1 ヶ月10.7%78.4%10.9%
3 ヶ月17.9%65.4%16.7%
6 ヶ月23.9%53.9%22.2%

6 ヶ月経っても 53.9% は 1 円も変わらず、下落 23.9% と上昇 22.2% がほぼ同数でした。 下がった場合の幅も中央値 −7.1% です。

つまり「在庫は時間とともに目減りする」という前提は、新品・未使用品では強く成り立ちません。

ただし価格帯によって違い、6 万円以上の商品は 6 ヶ月で 57% が動きます。 3,000 円未満の商品は 58.7% が横ばいでした。

掲載が消えるほうが影響が大きい

評価より先に、そもそも売れるかどうかが問題になることがあります。

経過期間その店で買取価格が出なくなったどの店でも値が付かなくなった
1 ヶ月後5.2%4.9%
3 ヶ月後13.1%8.1%
6 ヶ月後22.6%8.6%

6 ヶ月で店 × 商品の 22.6% が掲載から消えます。値下がりする割合(23.9%)とほぼ同じ頻度です。

ただし商品単位では、どこか 1 社でも値を付けている状態が 6 ヶ月後も 91.4% 続いています。 「どの店でも売れなくなる」ケースは 1 割未満です。

在庫の評価では、「値が下がった」より「売り先が減った」ほうが実態に近いことがあります。

利益の計算と帳簿のコツ

  1. 仕入れ価格を記録する — 実質仕入れコスト(購入価格−ポイント還元)で把握すると、利益が正確になります。
  2. 売却価格を記録する — 買取店での売却額を商品ごとに残します。利益ランキングで事前に相場を確認すると計画が立てやすくなります。
  3. 経費を都度メモする — 後でまとめて思い出すのは大変です。発生時に記録を。
  4. 帳簿・会計ソフトを使う — 取引が増えたら、表計算や会計ソフトで継続的に管理しましょう。

送料・手数料は「比較で動く金額」と並べて考える

経費として計上する送料や振込手数料は、金額そのものより 売却先の選択で動く金額との大小で意味が変わります。

2 社以上が値を付けている 14,022 点で、最高値と最安値の差を集計しました。

位置金額の差
下から 25%300 円
中央値2,000 円
上から 25%7,000 円
上から 10%23,000 円

下から 25% の帯では差が 300 円しかありません。 この帯では、送料や振込手数料のほうが大きくなることがあります。

差額は社数でほぼ決まり、2 社なら中央値 400 円、9 社なら 9,500 円でした。

経費を抑える工夫と、売却先を比べる手間は、どちらが効くかが商品によって逆転します。

カテゴリによっても変わる

カテゴリ金額差(中央値)平均の社数
スマホ8,900 円7.4 社
PC・タブレット4,800 円4.1 社
カメラ・時計4,000 円5.9 社 / 4.3 社
家電1,700 円3.6 社
ゲーム1,000 円8.9 社
美容・健康700 円4.1 社
ゴルフ・釣具100 円3.2 社

ゴルフ・釣具は金額差の中央値が 100 円で、比較しても送料 1 回分に届きません。

こうしたジャンルでは、まとめ売りで送料を 1 回にまとめるほうが効きます。 帳簿上も、送料をどう按分するかを決めておくと処理が楽になります。

記帳の負担は「動く商品」に集中させる

在庫が増えたときに、どこに手間をかけるかの目安です。

在庫が増えると、すべての商品の価格を追いかけるのは現実的ではありません。

実測では、直前の半月に価格が動いた商品は、次の半月も動く確率が 30.5%。 据え置きだった商品は 5.6% で、5.42 倍の差がありました。

状態次の半月に動く確率確認の目安
直近で価格が動いた30.5%数日おき
ずっと同じ価格5.6%売る直前に 1 回
6 万円以上の商品6 ヶ月で 57% が動く2 週間おき
3,000 円未満の商品6 ヶ月で 58.7% が横ばいまとめて処理

ずっと同じ価格が続いている商品は、次の半月も 94.4% が据え置きです。 毎日チェックする必要はありません。

記帳や在庫管理の手間も、この区別に沿って配分すると軽くなります。

消費税・インボイスの基本

売上規模の感覚をつかむために、実データの分布も参考にしてください。 買取価格の中央値がいちばん多い帯は 1 万〜3 万円(全体の 32.6%)で、 10 万円以上も 12.9% あります。

ただしこれは 1 件あたりの売却額で、年間の課税売上とは別のものです。 何件扱うかで合計は大きく変わります。

規模が大きくなり課税事業者になると、消費税の申告やインボイス制度が関係してきます。 判断が難しい領域なので、一定の売上規模になったら税理士に相談するのが安全です。 無理に自己判断せず、早めに専門家を頼るのが結果的にコスト削減につながります。

ポイント還元の計算でつまずきやすい 3 点

ポイントを値引きとして扱うにせよ雑所得として扱うにせよ、 まず金額を正しく出せることが前提になります。

ポイントを実質的な値引きとして扱う場合、金額の出し方を間違えると帳簿がずれます。 楽天を例に、公式の条件を突き合わせて確認した計算ルールを挙げておきます。

① 切り捨ては倍率を掛ける「前」

「税抜 100 円につき○ポイント」は、店舗(注文)ごとに税抜へ直し、100 円単位で切り捨ててから倍率を掛けます。 先に倍率を掛けて最後に切り捨てると、「倍率−1」ポイントぶん多く出ます。

検算の目安は買いまわり 10 ショップの上限到達額です。 公表値は税抜 77,800 円(税込 85,580 円)で、778 単位 × 9 倍 = 7,002pt。 倍率を先に掛ける計算では 85,556 円付近になり、公表値と合いません。

② 上限の単位が違う

SPU の各上限は月間、買いまわりの上限は開催期間ごとです。 合算するときに混ぜると、実際より多く見積もることになります。

倍率の合計だけで実質コストを出すと、上限で切られる分を見落とします。 仕入れ金額が大きいほど、この差が効いてきます。

③ 税込から税抜を出すときの丸め

表計算やスクリプトで自動化している場合、「税込 ÷ 1.1」の切り捨ては 1 円不足することがあります。

浮動小数点の誤差で、55,000 ÷ 1.1 が 49,999.99… になるためです。 1,100 の倍数を 200 件試すと 103 件で発生しました。「税込 × 10 ÷ 11」で計算すれば避けられます。

1 件あたり 1 円でも、件数が増えれば帳簿の突合で合わなくなります。 1,100 の倍数だけで 5 割以上の確率で発生するため、無視できるずれではありません。

なお倍率や上限は改定されます。 金額の大きい取引を処理する前に、その時点の公式条件を確認してください。

ジャンルごとに帳簿の重さが変わる

件数が増えるほど記帳と発送の手間が増えるので、扱うジャンルの選択も実務に効きます。

同じ売上でも、扱うジャンルによって取引の件数と手間が変わります。

カテゴリ買取価格の中央値平均の社数1 社しかない割合
カメラ58,200 円4.3 社33%
スマホ51,100 円5.4 社32%
PC・タブレット49,500 円2.9 社36%
時計25,000 円2.8 社47%
家電21,500 円2.5 社45%
美容・健康9,800 円2.8 社41%
ゲーム5,750 円5.8 社40%

同じ売上を作るのに、カメラなら 1 件、ゲームなら 10 件の取引が必要になります。 中央値で 58,200 円と 5,750 円、10 倍の差があります。

件数が増えれば、記帳・梱包・発送の手間もそのぶん増えます。

一方、高額品は 1 件あたりの金額が大きいぶん、 期末に売れ残ったときの棚卸金額も大きくなります。

6 万円以上の商品は 6 ヶ月で 57% が動くため、評価の見直しも必要になります。 逆に 3,000 円未満の商品は 58.7% が横ばいで、まとめて処理しても差が出にくい帯です。

「単価が高い=楽」でも「単価が安い=楽」でもありません。 件数の手間と、在庫評価の手間はトレードオフになります。

ポイント還元の扱い

せどりで得たポイント還元は、実質的な値引きとして仕入れコストの計算に織り込むのが基本です。 ポイントの課税関係は状況により扱いが異なることがあるため、規模が大きい場合は専門家に確認しましょう。

比較の手間を経費対効果で考える

手間も原価のうち、という観点で見ておきます。

複数社を比較する時間も、実質的にはコストです。 どれくらいのリターンがあるかを金額で見ておきます。

値を付けた店の数点数最高値と最安値の差(中央値)
2 社3,923 点400 円
4 社2,196 点2,000 円
6 社963 点4,000 円
9 社357 点9,500 円
15 社以上412 点9,500 円

2 社と 9 社で金額差は 24 倍。9 社を超えると頭打ちになります。 比較の効果は「比べられる相手が何社いるか」でほぼ決まります。

検索結果で社数を先に確認すれば、その商品に比較の手間をかける価値があるかが事前に分かります。

2 社しかなく差が数百円という商品なら、比較より発送をまとめるほうが実利があります。

なお全商品では 43.6% が 1 社のみで、そもそも比較できません。 価格帯でも変わり、3,000 円未満では 63.2%、10 万円以上では 29.0% が 1 社のみでした。

売上の記録が残る仕組みを知っておく

何が公開情報で、何が自分にしか分からないかを整理しておきます。

買取価格は各店が公開しており、買取Xはそれを毎日取得しています。 つまり「その日その店でいくらだったか」は外から見える情報です。

実際、本記事で使った数字はすべてその公開データから集計しています。

集計に使ったもの内容
対象商品154,051 点(うち買取価格あり 24,868 点)
価格を出している店36 社
時系列の記録2026 年 2 月から毎日

掲載価格は公開情報ですが、実際にいくらで成約したかは当事者しか分かりません。 申告に使うのは、あくまで自分の取引記録(振込額・明細)です。

掲載価格は未開封・付属品完備を前提とした目安なので、 実際の査定額とずれることがあります。

帳簿には掲載価格ではなく、実際に受け取った金額を記録してください。 振込明細や査定結果の通知が、そのまま証憑になります。

年内に売るか、翌年に回すか

期末が近いとき、売却を年内に済ませるか翌年に回すかで所得の計上年が変わります。 価格の側から見た判断材料を整理しておきます。

翌年に回した場合(3 ヶ月後)割合
価格が変わらない65.4%
価格が上がる16.7%
価格が下がる17.9%
その店の掲載が消える13.1%

3 ヶ月なら 65.4% は価格が変わりません。 上がる確率と下がる確率もほぼ同じで、待つこと自体に方向性はありません。

一方、13.1% はその店の掲載が消えます。 「価格が変わるかもしれないから待つ」より「売り先が残っているうちに決める」ほうが確実です。

所得の計上年をずらす目的で意図的に遅らせる場合は、この 13.1% を織り込んでください。

なお、どの店でも値が付かなくなるのは 3 ヶ月で 8.1% です。

申告で効いてくる数字

確定申告の準備という観点で、データが示しているのは次の 5 点です。 以下の数字は、買取Xが各買取店の公開買取価格を毎日取得している実データからの集計です。

  • 売上と所得を混同しない — 買取価格の分布は 1万〜3万円が最多(32.6%)だが、これは売却額。所得は仕入と経費を引いた額
  • 在庫は思ったほど目減りしない — 6 ヶ月で 53.9% が横ばい、下落 23.9% 対 上昇 22.2%。下落幅も中央値 −7.1%
  • 効くのは「掲載が消える」ほう — 6 ヶ月で店 × 商品の 22.6%。ただし商品単位では 91.4% が残る
  • 送料が比較利益を上回る帯がある — 下から 25% の商品は金額差 300 円。ゴルフ・釣具は中央値 100 円
  • 記帳の手間は動く商品に集中する — 据え置きの商品は次の半月も 94.4% が据え置き

本記事は一般的な説明です。 所得区分の判断・経費の範囲・在庫の評価方法など個別の取り扱いは、 国税庁の公式情報や税理士にご確認ください。

買取価格は毎日変わります。売却や棚卸の直前に、最新の金額と社数をあわせてご確認ください。

新品買取で人気の高い商品の例

参考までに、新品買取で需要が高く、未開封・付属品完備で高く売れやすい人気商品の、現在の買取価格の一例です(各社の最新データをリアルタイム表示)。気になる商品があれば、機種名をタップして全店舗の買取価格を比較してみてください。

#商品名比較店舗数最高買取価格
🥇MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ48GB・SSD2TB搭載モデルMGEE4J/A [スペースブラック]8社¥567,000
🥈MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ48GB・SSD2TB搭載モデルMGE94J/A [シルバー]8社¥566,500
🥉CANON EOS-1D X Mark III ボディ1社¥530,000
4MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ36GB・SSD2TB搭載モデルMGED4J/A [スペースブラック]8社¥525,500
5MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ36GB・SSD2TB搭載モデルMGE74J/A [シルバー]8社¥525,500
6CANON EOS R3 ボディ5社¥520,500
7ミラーレス一眼カメラ Canon EOS R5 Mark II ボディ10社¥480,500
8MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ36GB・SSD2TB搭載モデルMGDU4J/A [スペースブラック]8社¥473,500
9MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Max・メモリ36GB・SSD2TB搭載モデルMGDQ4J/A [シルバー]8社¥473,500
10MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ48GB・SSD1TB搭載モデルMGE64J/A [シルバー]8社¥438,000
11MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ48GB・SSD1TB搭載モデルMGEC4J/A [スペースブラック]8社¥437,000
12デジタル一眼カメラ Canon EOS R6 Mark III RF24-105L IS USM レンズキット10社¥423,500
13SONY ソニー PlayStation 5 Pro 30周年アニバーサリー リミテッドエディション 特別セット CFI-7000B304社¥405,000
14MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 16.2 MX2W3J/A [シルバー]2社¥403,000
15MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 16.2 MX313J/A [スペースブラック]2社¥403,000
16MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD1TB搭載モデルMGE44J/A [シルバー]10社¥383,500
17MacBook Pro 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD1TB搭載モデルMGEA4J/A [スペースブラック]11社¥383,500
18ASUS(エイスース) ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING [PCIExp 24GB]1社¥380,000
19ASUS(エイスース) ROG-STRIX-RTX4090-O24G-WHITE [PCIExp 24GB]1社¥380,000
20MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro 18コア・メモリ24GB・SSD2TB搭載モデルMGDT4J/A [スペースブラック]8社¥373,500
21MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro 18コア・メモリ24GB・SSD2TB搭載モデルMGDP4J/A [シルバー]8社¥373,500
22ミラーレス一眼カメラ CANON EOS R6 V RF20-50mm F4 L IS USM PZ レンズキット5社¥373,500
23ASUS(エイスース) ROG-STRIX-RTX4090-24G-WHITE1社¥370,000
24ASUS(エイスース) ROG-STRIX-RTX4090-O24G-EVA-02-EDITION [PCIExp 24GB]1社¥370,000
25MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD2TB搭載モデルMJLW4J/A [スペースブラック]8社¥363,500
26MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD2TB搭載モデルMJLV4J/A [シルバー]8社¥363,500
27ASUS(エイスース) ROG-STRIX-RTX4090-O24G-GAMING [PCIExp 24GB]2社¥360,000
28MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 14.2 MX2K3J/A [スペースブラック]3社¥355,000
29CANON EOS 5D Mark IV EF24-105L IS II USM レンズキット3社¥350,000
30MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 16.2 MX2U3J/A [シルバー]3社¥350,000
31ROG Strix SCAR 18 G835 G835LW-U9R5080 [オフブラック]1社¥350,000
32MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 16.2 MX303J/A [スペースブラック]2社¥335,000
33MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 16.2 MX2V3J/A [シルバー]2社¥335,000
34MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD1TB搭載モデルMGDN4J/A [シルバー]10社¥326,000
35デジタル一眼カメラ Canon EOS R6 Mark III ボディ10社¥325,900
36MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ M5 Pro・メモリ24GB・SSD1TB搭載モデルMGDR4J/A [スペースブラック]10社¥325,500
37MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ M4チップ 14.2 MX2G3J/A [シルバー]2社¥320,500
38Apple MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ Early 2026・M5・メモリ32GB・SSD1TB搭載モデル [シルバー]10社¥315,000
39Apple MacBook Pro 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ Early 2026・M5・メモリ32GB・SSD1TB搭載モデル [スペースブラック]10社¥315,000
40MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 16.2 MUW63J/A M3 Maxチップ 40コアGPU 1TB [スペースブラック]3社¥314,000
41MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2 MRX53J/A M3 Maxチップ 30コアGPU 1TB [スペースブラック]4社¥314,000
42MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2 MRX83J/A M3 Maxチップ 30コアGPU 1TB [シルバー]4社¥314,000

よくある質問

Q
せどりの利益はいくらから確定申告が必要ですか?
会社員などの給与所得者が副業でせどりをする場合、給与以外の所得(利益−経費)が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。専業や扶養内の方は基準が異なるため、国税庁の情報で自分のケースを確認しましょう。
Q
売上ではなく利益で判断するのですか?
はい。基準になるのは売上そのものではなく、売上から経費を差し引いた「所得(利益)」です。仕入れ代や送料・手数料などを経費として正しく計上することが、申告と節税の出発点になります。
Q
せどりの所得は「事業所得」と「雑所得」どちらですか?
継続性・規模・営利性などから総合的に判断されます。本格的・継続的に行うなら事業所得、小規模・不定期なら雑所得とされることが多いですが、最終的な区分は税務署の判断によります。
Q
経費にできるものは何ですか?
仕入れ代金、送料・梱包資材、買取・販売手数料、通信費、保管費用などが対象です。領収書やクレジット明細を保管し、いつ・何のための支出かを記録しておきましょう。
Q
買取店で売った利益も申告対象ですか?
はい。仕入れた新品を買取店に売って得た利益も、せどりの所得として申告対象になり得ます。「買取価格−仕入れ価格−経費」が利益の基本的な考え方です。
Q
青色申告にするメリットはありますか?
事業所得として開業届・青色申告承認申請を行うと、青色申告特別控除など節税の選択肢が広がります。ただし帳簿付けの要件があるため、規模や手間に応じて検討しましょう。
Q
インボイス(消費税)は関係ありますか?
規模が大きくなり課税事業者になる場合は消費税やインボイス制度が関係します。判断が難しい領域なので、一定の売上規模になったら税理士に相談するのが安全です。
Q
申告しないとどうなりますか?
申告漏れがあると、後日、加算税・延滞税などの対象になる可能性があります。ポイント還元やフリマ・買取の取引履歴は記録が残るため、必要な申告は正しく行いましょう。
Q
売上が20万円を超えたら申告が必要ですか?
20万円・48万円といったラインは「所得」に対する基準で、売上ではありません。所得は「売上 − 仕入 − 経費」で計算します。参考までに買取Xの実データでは、買取価格の分布は 1万〜3万円の帯が最多で全体の32.6%、3,000円未満が6.5%、10万円以上が12.9%。ただしこれは売却額であって、仕入れ値が分からないため所得の水準はこのデータからは計算できません。売上の合計で判断しないでください。
Q
売れ残った在庫はどう評価すればいいですか?
評価方法は税法のルールに従いますが、実勢がどう動くかは参考になります。同じ店・同じ商品を追うと、6ヶ月後でも53.9%が1円も変わっておらず、下落23.9%に対し上昇22.2%とほぼ同数。下がった場合の幅も中央値−7.1%でした。「在庫は時間とともに目減りする」という前提は、新品・未使用品では強く成り立ちません。ただし6万円以上の商品は6ヶ月で57%が動く一方、3,000円未満は58.7%が横ばいと、価格帯で差があります。
Q
在庫が売れなくなるリスクはどのくらいですか?
値下がりと同じ頻度で「掲載が消える」ことが起きます。実測では6ヶ月で店×商品の22.6%が買取価格を出さなくなりました(値下がりは23.9%)。値下がりは中央値−7.1%で済みますが、掲載が消えるとその店では売れません。ただし商品単位では、どこか1社でも値を付けている状態が6ヶ月後も91.4%続いており、「どの店でも売れなくなる」ケースは1割未満です。
Q
送料や振込手数料は利益にどれくらい効きますか?
商品によって逆転します。2社以上ある14,022点で最高値と最安値の差は中央値2,000円ですが、下から25%の帯では300円しかありません。この帯では送料や振込手数料のほうが大きくなります。カテゴリ別ではスマホが金額差の中央値8,900円、家電1,700円、美容・健康700円、ゴルフ・釣具100円。ゴルフ・釣具は比較しても送料1回分に届かないため、まとめ売りで送料を1回にまとめるほうが効きます。
Q
在庫の価格チェックはどのくらいの頻度で必要ですか?
動く商品に絞れば十分です。実測では、直前の半月に価格が動いた商品は次の半月も動く確率が30.5%、据え置きだった商品は5.6%で5.42倍の差があります。ずっと同じ価格が続いている商品は次の半月も94.4%が据え置きなので、売る直前に1回確認すれば足ります。頻繁に見るべきなのは、直近で動いた商品と6万円以上の高額品です。
Q
年内に売るか翌年に回すか、価格の面ではどちらが有利ですか?
3ヶ月後の実測では65.4%が価格変わらず、上昇16.7%・下落17.9%とほぼ同じで、待つこと自体に方向性はありません。一方で13.1%はその店の掲載が消えます(どの店でも値が付かなくなるのは8.1%)。所得の計上年をずらす目的で意図的に遅らせる場合は、この13.1%を織り込んでください。「価格が変わるかもしれないから待つ」より「売り先が残っているうちに決める」ほうが確実です。
Q
扱うジャンルで記帳の手間は変わりますか?
変わります。買取価格の中央値はカメラ58,200円、スマホ51,100円に対し、ゲームは5,750円。同じ売上を作るのに、カメラなら1件、ゲームなら10件の取引が必要になる計算です。件数が増えれば記帳・梱包・発送の手間もそのぶん増えます。一方で高額品は1件あたりの金額が大きく、期末に売れ残ったときの棚卸金額も大きくなります。6万円以上は6ヶ月で57%が動くため評価の見直しも要ります。「単価が高い=楽」でも「単価が安い=楽」でもなく、件数の手間と在庫評価の手間はトレードオフです。