iPhone・iPad の Safari でも、商品ページに新品・未使用品の買取価格を表示できるようになりました。App Store の無料アプリ「Userscripts」を入れて、買取Xのスクリプトを 1 つ追加するだけです。Mac の Safari も同じ手順で使えます。
入手したら、下の 6 ステップに沿って進めてください
Safari 専用です。Amazon の公式アプリや、LINE・X などのアプリ内で開いたページでは動きません(これは Safari の拡張機能という仕組み全体の制約で、買取Xに限った話ではありません)。アプリで商品を見つけたときは、共有メニューから「Safari で開く」を選んでください。
導入の手順(6 ステップ・5 分ほど)
ステップ 1 App Store で「Userscripts」を入れる
Safari に機能を追加するための無料アプリです。買取Xが作ったものではなく、世界中で使われている定番のアプリで、買取Xのスクリプトは、このアプリの中で動きます。下のリンクから App Store の Userscripts を開いて入手してください。
ステップ 2 アプリを開いて、保存先フォルダを選ぶ
初回だけ「スクリプトをどこに保存するか」を聞かれます。場所はどこでも構いません。たとえば「このiPhone内」に新しいフォルダを 1 つ作って選んでください。この設定をしないと次の手順に進めませんので、必ず済ませておいてください。
ステップ 3 Safari で Userscripts をオンにする
入れただけでは働きません。Safari 側で有効にする必要があります。設定アプリから行うのが確実です。
- 設定アプリを開く
- Safari を選ぶ(iOS 26 では先に「アプリ」を開いてから Safari を選びます)
- 拡張機能を選ぶ
- 一覧の中の Userscripts を選び、スイッチをオンにする
Safari を開いたまま済ませることもできます。アドレスバーの端にある「…」(または「ぁあ」)をタップするとページのメニューが開くので、その中の「拡張機能を管理」から同じ設定ができます。
ページのメニューを開くボタンは、iOS 26 では標準で「…」(アドレスバーの右端)、iOS 18 以前では「ぁあ」(アドレスバーの左端)です。押した先のメニューはどちらも同じで、この中に「拡張機能を管理」があります。アドレスバー自体も画面の下にあることが多いので、見当たらないときは画面下部を探してください。
このボタンはステップ 5・6 でも使います。見つからないまま進まず、ここで一度見つけておいてください。
ステップ 4 スクリプトのページを Safari で開く
下のボタンを押して、スクリプトのページを開きます。新しいタブで開き、英数字がずらっと並びますが、それで正常です。そのタブを開いたまま、次のステップに進んでください。
ステップ 5 メニュー → Userscripts →「Tap to install」
スクリプトのページを開いたまま、もう一度「…」(または「ぁあ」)をタップして Userscripts を選びます。下から出てくるパネルの上のほうに 黄色い帯で「Userscript Detected: Tap to install」と表示されるので、そこをタップしてください。これがインストールのボタンです。
パネルの真ん中に出る「No matched userscripts」は、いま開いているページ(スクリプトの本体そのもの)には動かす対象が無いという意味です。インストールに失敗したという意味ではありません。黄色い帯さえ押せていれば大丈夫なので、そのまま次のステップに進んでください。
② 下の「No matched userscripts」は出ていて正常
黄色い帯をタップすると、スクリプトの内容を確認する画面(Install Userscript)に切り替わります。インストールのボタンは、この画面のいちばん下に隠れていて、開いた直後は見えません。画面を上にスワイプ(スクロール)すると、下から「Install」ボタンが出てくるので、それをタップしてください。これでインストールは完了です。
② いちばん下に出てくる「Install」をタップ
※ 右上の青いチェック(✓)はインストールのボタンではありません
この画面の右上には青いチェックマークが出ていますが、ここを押してもスクリプトは入りません。インストールされるのは、画面を上にスワイプして出てくる「Install」を押したときだけです。チェックを見て終わったと思って閉じてしまい、あとで「バーが出ない」となる方が多いところなので、必ず下までスクロールしてください。
入ったかどうかは、あとから確かめられます。Userscripts のアプリを開いて、一覧に「買取X - 買取価格比較」があれば成功です。無ければステップ 4 からやり直してください。
ステップ 6 「常に許可…」を選ぶ(ここが一番大事)
最後に、そのサイトでスクリプトを動かしてよいかを許可します。確認は 2 回続けて出ます。
- Amazon など対応サイトの商品ページを開く
- 「…」(または「ぁあ」)→ Userscripts を選ぶ
- 1 回目「このWebサイトでの使用を許可しますか」といった確認が出る → 「常に許可…」を選ぶ
※ ここで「1日だけ許可」を選ぶと翌日には切れます - 2 回目「どこまで許可するか」を聞かれる → 下のどちらかを選ぶ
2 回目の選択肢は次の 2 つです。どちらを選んでも買取Xの動きは変わりません。
- すべてのWebサイトで常に許可 … この 1 回で終わります。買取Xのスクリプトが動くのは対応 11 サイトの商品ページだけですが、Userscripts というアプリ自体には全サイトの閲覧が許可されます。
- このWebサイトで常に許可 … 許可はいま開いているサイトだけです。Amazon・楽天市場・ヨドバシ…と、お使いのサイトで 1 回ずつ同じ操作をすることになります。
手間を減らしたいなら前者、許可の範囲を絞りたいなら後者を選んでください。
しかも、動かなくなったことを知らせる表示は出ません。「昨日は出ていたのに今日は出ない」というときは、まずここを疑ってください。1 日で切れる許可なので、翌日また同じ操作が要ります。上の「すべてのWebサイトで常に許可」か「このWebサイトで常に許可」を選んでおけば、この状態にはなりません。
使い方
うまく入っていれば、対応サイトの商品ページを開くだけで画面の下に買取Xのバーが出ます(パソコンでは商品名のすぐ下に出ます)。
※ 買取価格は表示例です。実際の価格は毎日変わります。
- ① 買取Xで価格比較その商品の買取価格比較ページが新しいタブで開きます。
- ② JAN をタップJAN コードをコピーします。査定フォームの入力や、フリマアプリへの出品にそのまま使えます。
- ③ ∨ をタップ買取価格ランキング(上位 5 店)をその場で開きます。もう一度押すと閉じます。
- ④ ✕ をタップ小さなボタンに畳みます。畳んだことは記憶されるので、ページを開くたびに出てくることはありません。戻すときは右下のボタンをタップしてください。
なぜ Chrome より手順が多いのか
Chrome では「ストアから追加」の 1 手で終わるのに、Safari では 6 ステップかかります。 理由は、iOS の Safari 拡張機能がアプリの形でしか配布できない仕組みだからです。
| Chrome | iOS の Safari | |
|---|---|---|
| 入れるもの | 拡張機能そのもの | アプリ(Userscripts)+その中のスクリプト |
| 入手先 | Chrome ウェブストア | App Store + 買取X のページ |
| 有効化 | 追加した時点で有効 | 設定アプリで Safari の拡張機能をオンにする |
| サイトの許可 | 追加時にまとめて | サイトごとに「常に許可」を選ぶ |
つまずきどころも、この 2 段構えから生まれます。 実際に多いのは「拡張機能をオンにしていない」と 「サイトの権限で 1 日だけ許可を選んでしまった」の 2 つです。
どちらも、動いていないことを知らせる表示が出ません。 バーが出ないときは、この 2 つを先に確認してください。
一度そろえてしまえば、あとは商品ページを開くだけで自動的に出てきます。 更新もアプリの一覧から行えます。
バーの中に出てくるもの
「∨」を押すと開くのは、その商品の買取価格の上位 5 店です。 店名と金額が並び、1 位が色付きで表示されます。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 店名と金額の並び | いま値を付けている店を、買取価格の高い順に 5 店まで |
| 「休業中」 | その店が現在受付を停止しています。金額は参考値です |
| 「全 N 店の買取価格を見る」 | N が、その商品に値を付けている店の総数です |
| 「掲載がまだありません」 | その商品を扱っている買取店が、現時点で 1 社もありません |
バーに出るのは買取価格だけです。 販売サイト側の価格や、その履歴、両者の差額は表示しません。
最後の「掲載がまだありません」は珍しくありません。 買取X が追跡している 154,051 点のうち、いずれかの店が値を付けているのは 24,868 点(16.1%)です。
そして値が付いていても、24,868 点のうち 10,846 点、43.6% は 1 社だけです。 「全 1 店」と出たら、そこは比較の余地がないということになります。
開いてみないと分からない、というのが実態です
2 社以上が値を付けている 14,022 点で、最高値と最低値のひらきを集計しました。
| ひらき | 倍率 | 金額 |
|---|---|---|
| 中央値 | 1.100 倍 | 2,000 円 |
| 上位 25% | 1.265 倍 | 7,000 円 |
| 上位 10% | 1.550 倍 | 23,000 円 |
中央値では 1 割のひらき。一方 17% は全社が同額でした。
さらに、どの店が最高値を出すかは固定されていません。 最も高頻度で単独首位になる店でも 30.7% にとどまり、残る 69.3% では、その店が単独首位ではありません。 同じ店が単独で最安値になる割合も 15.9% あります。
「いつもあの店が高い」という覚え方が成り立たないので、商品ごとに開いて確かめるしかありません。 バーの中で 5 店をその場で見られるようにしたのは、この確認を毎回やるためです。
スマホを売るときに、いちばん効きます
カテゴリによって、比較で取れる差が大きく変わります。
| カテゴリ | 平均社数 | 最高÷最低 | 金額差(中央値) |
|---|---|---|---|
| トレカ・ホビー | 5.6 社 | 1.286 倍 | 1,250 円 |
| スマホ | 7.4 社 | 1.195 倍 | 8,950 円 |
| ゲーム | 8.9 社 | 1.172 倍 | 1,000 円 |
| PC・タブレット | 4.1 社 | 1.111 倍 | 4,800 円 |
| 家電 | 3.6 社 | 1.091 倍 | 1,700 円 |
| カメラ | 5.9 社 | 1.082 倍 | 4,000 円 |
| ゴルフ・釣具 | 3.2 社 | 1.007 倍 | 100 円 |
倍率で見るとトレカ・ホビーが最大ですが、金額差では 1,250 円。 スマホは倍率では下ですが、金額差は 8,950 円で最大です。
iPhone だけを取り出すと、389 点・1 点あたり平均 12.7 社が値を付けており、 最高値と最低値の差は中央値で 33,100 円でした。
| 世代 | 最高÷最低 | 平均社数 |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max(新しい) | 1.074 倍 | 28.2 社 |
| iPhone 12 Pro Max(古い) | 1.529 倍 | 4.0 社 |
新しい機種ほど多くの店が扱って金額はそろい、古い機種は扱う店が減って店による差が開きます。
対応サイト
Amazon.co.jp/楽天市場/Yahoo!ショッピング/ヨドバシ.com/ビックカメラ/ヤマダウェブコム/エディオン/Joshin web/ケーズデンキ/ノジマオンライン/コジマネットの 11 サイトです。Chrome 拡張機能と同じ対応範囲です。
サイトごとに、型番の探し方が違います
バーが照会に使っているのは JAN コードですが、 JAN がページのどこに書かれているかはサイトによってばらばらです。
| サイト | 型番の取り出し方 |
|---|---|
| 楽天市場 | 本文の「JAN:」表記、meta キーワード、タイトル、URL の順に探索 |
| Yahoo!ショッピング | 本文の「JAN」「ISBN」表記、または URL 内の 13 桁 |
| コジマ・ケーズデンキ・Joshin web | URL の中に 13 桁が入っている |
| ビックカメラ | ページ内の JavaScript 変数、なければ本文の「JAN」表記 |
| エディオン・ヤマダウェブコム | スペック表の項目名を探し、その隣のセルから 13 桁を取る |
| ノジマオンライン | ページ内の商品情報から取得 |
| Amazon | ページに JAN がない。ASIN から買取X 側で変換 |
| ヨドバシ.com | ページに JAN がない。商品番号から買取X 側で変換 |
Amazon とヨドバシ.com は、商品ページのどこを探しても JAN が書かれていません。 この 2 つだけは、ページから取れる別の識別子を買取X に問い合わせて JAN に変換しています。
買取X 側では、買取価格が付いている商品すべてに JAN があります(保有率 100.0%)。 一方 ASIN が付いているのは 75.4% なので、ASIN のままでは 4 分の 1 が引けません。 どのサイトでも最終的に JAN へそろえてから照会しているのは、このためです。
通信は最小限に抑えています
一度引いた結果は端末内に保存され、次からは通信なしで表示されます。
| 覚えるもの | 期間 | 理由 |
|---|---|---|
| 型番の変換結果(見つかった) | 30 日 | 商品コードと JAN の対応は変わらないため |
| 型番の変換結果(見つからない) | 1 時間 | 買取X 側にデータが追加されたとき、すぐ拾い直すため |
| 買取価格 | 10 分 | 買取価格は毎日変わるため、長く持たない |
保存先は端末のブラウザ内だけです。買取X 側に蓄積されるものはありません。
問い合わせには時間の上限を設けてあり、応答がないときはバーだけを表示して、 「もう一度」のボタンから読み直せるようにしています。ページの表示が止まることはありません。
買取価格を 10 分しか覚えないのは、古い金額を見せないためです。 売却の直前には、あらためて開き直してご確認ください。
「全 1 店」と出やすいのは、安い商品です
買取価格の帯ごとに、何社が値を付けているかを集計しました。
| 買取価格帯 | 商品数 | 平均社数 | 1 社だけの割合 |
|---|---|---|---|
| 3,000 円未満 | 1,612 | 1.9 社 | 63.2% |
| 1 万円未満 | 4,942 | 2.5 社 | 55.7% |
| 3 万円未満 | 8,101 | 2.8 社 | 43.2% |
| 10 万円未満 | 7,012 | 3.2 社 | 37.8% |
| 10 万円以上 | 3,205 | 4.7 社 | 29.0% |
3,000 円未満では 63.2% が 1 社だけ。10 万円以上では 29.0% まで下がります。
安い商品で「どこも同じ金額だった」と感じるのは、店による差が小さいのではなく、 比べる相手が 1 社しかないことが多いためです。
逆に金額の大きい商品ほど扱う店が増え、比較の余地も大きくなります。
バーが出たら、この順に見る
バーが出るようになったら、次の 3 つを順に見てください。どれも 1 タップで確認できます。
| 見るもの | どこに出るか | 判断の目安 |
|---|---|---|
| ① 型番(JAN) | バーの中央 | 手元のパッケージの 13 桁と一致しているか。違えば別の構成を見ています |
| ② 何社が値を付けているか | 「全 N 店」の N | 1 なら比較の余地なし。43.6% はこの状態です |
| ③ 1 位と 5 位のひらき | 「∨」を開いた中 | ひらきが小さい商品は、送りやすさで選んでも損失は小さくなります |
とくに① は Amazon で注意が必要です。 サイズ違いや構成違いが 1 つの商品ページにまとめられていることがあり、その中で買取価格が大きく違います。
子が 2 点以上ある 2,687 の商品ページを調べると、全部同額なのは 15% だけ。 最高÷最低の中央値は 1.178 倍、最大は 23.00 倍でした。
サイズや容量を選び直したら、バーに出ている JAN も変わります。押し直して確認してください。
Safari にも広げた理由
この記事の数字は、買取X が各買取店の公開買取価格を毎日取得している実データからの集計です。 Safari でも同じ確認ができるようにした理由は、そのまま次の 4 点になります。
- 比較の効果は商品ごとにばらつく — ひらきの中央値は 1.100 倍だが、17% は全社同額で、上位 10% は 1.550 倍
- 高い店は固定されていない — 単独最高値率の最大は 30.7%。同じ店が 15.9% で単独最安値にもなる
- そもそも比較できない商品が多い — 値が付くのは 16.1%、そのうち 43.6% は 1 社のみ
- 型番をそろえないと引けない — JAN 保有率は 100.0% だが、ASIN は 75.4% しかない
どれも「開いてみないと分からない」に行き着きます。 買取価格は毎日変わるので、売却の直前にあらためてご確認ください。
よくある質問
① そのサイトの権限が「常に許可」になっていますか(ステップ 6)。「1日だけ許可」を選ぶと翌日から出なくなり、しかもそのことを知らせる表示は出ません。「昨日は出ていたのに今日は出ない」というときは、まずここを疑ってください。
② Safari で Userscripts がオンになっていますか(ステップ 3)。設定アプリ →「アプリ」→「Safari」→「拡張機能」でも確認できます。
③ 商品ページ以外(検索結果や一覧ページ)では出ません。
④ ページを開いたままだった場合は、一度再読み込みしてください。
Google Chrome / Microsoft Edge をお使いの場合は、Chrome ウェブストアから入れられる Chrome 拡張機能版のほうが簡単です(アプリのインストールが不要です)。Mac の Safari をお使いの場合は、このページと同じ手順でご利用いただけます。