結論

電気ケトルは「店による差の倍率」がとても大きいのに、金額にすると小さいジャンルです。 最高値と最低値のひらきは中央値 1.286 倍(ティファールに限れば 1.400 倍)で、 買取Xで実測したジャンルの中でも最大級。 ところが金額差の中央値は 1,050 円、44.7% は 1,000 円未満です。現時点の最高額は BALMUDA バルミューダ 電気ケトル MoonKettle KPT02JP-BK ブラック の ¥18,000 です。

電気ケトルは、引っ越しや買い替えで重複した分、 贈答品として受け取ったまま使わなかった分が未開封で残りやすい家電です。 このページでは買取Xが各買取店の公開買取価格を毎日取得している実データから、 メーカー別の相場と、比較にどれだけ意味があるかをまとめます。

このジャンルの要点は 3 つです。 ① 倍率は最大クラス、金額は最小クラス(1.286 倍だが 1,050 円)。 ② 待つと下がる(6 ヶ月で下落 24.3% 対 上昇 10.4%)。 ③ 1 万円以上なら必ず複数社が並ぶ(9 点すべてに 2 社以上、平均 4.8 社)。 順に実測した数字で示していきます。

このページの見方

掲載しているのは新品・未使用品の買取価格です。 「査定店数」はその型番に値を付けている買取店の数を表します。 このジャンルは単価が低いため、送料や振込手数料との兼ね合いが判断に効いてきます。

倍率は大きいが、金額は小さい

2 社以上が値を付けている 94 点で、最高値と最低値の差を集計しました。

金額差電気ケトル・ポット買取X 全体
下位 25%500 円
中央値1,050 円2,000 円
上位 25%1,975 円7,000 円
上位 10%2,810 円23,000 円
ひらき(中央値)1.286 倍1.100 倍

倍率は全体の 1.100 倍を大きく上回るのに、金額差は全体の半分程度です。 上位 10% でも 2,810 円で、全体の 23,000 円とは桁が違います。

さらに細かく見ると、金額差が 500 円未満のものが 21.3%、1,000 円未満が 44.7%。 半数近くは、比較しても 1,000 円も変わりません。

これは単価の低さによるものです。中央値 5,000 円の商品で 1.3 倍動いても、金額では 1,500 円にしかなりません。

「ひらきが大きいジャンル=比較の価値が高いジャンル」ではない、という実例です。 比較の価値は倍率ではなく金額差で判断してください。

電気ケトルと電気ポット

区分点数平均社数中央値最高額1 社のみひらき
電気ケトル101 点3.1 社5,000 円18,000 円13.9%1.333 倍
電気ポット・電動ポット8 点4.1 社7,250 円14,100 円12.5%1.125 倍

点数の大半はケトルです。ポットは 8 点と少数のため、数字が数点で動きます。参考値としてご覧ください。

タイガーが最多、金額はバルミューダ

メーカー点数平均社数中央値最高額1 社のみひらき
タイガー40 点3.4 社4,750 円14,500 円5.0%1.326 倍
ティファール30 点3.1 社2,550 円11,300 円13.3%1.400 倍
象印25 点3.0 社6,900 円11,600 円16.0%1.196 倍
バルミューダ7 点4.6 社9,500 円18,000 円0.0%1.200 倍

ティファールはひらき 1.400 倍と最大ですが、中央値が 2,550 円。1.4 倍動いても金額では 1,000 円ほどです。

点数が最も多いのはタイガーの 40 点で、1 社しか値を付けていないのは 5.0% と最も低い水準。 ほぼ必ず複数社を並べられます。

金額でいちばん有利なのはバルミューダで、中央値 9,500 円・最高 18,000 円。 7 点すべてに 2 社以上が値を付けており、平均 4.6 社と社数も最多です。

象印はひらきが 1.196 倍と最も小さく、店による差が出にくいメーカーでした。

1 万円以上なら、必ず複数社が並ぶ

買取価格帯点数平均社数1 社のみ
3,000 円未満28 点3.0 社3.6%
3,000〜6,000 円32 点2.7 社31.3%
6,000〜1 万円40 点3.2 社10.0%
1 万円以上9 点4.8 社0.0%

1 万円以上の 9 点はすべてに 2 社以上が値を付けており、平均 4.8 社です。

一方、3,000〜6,000 円の帯だけ 1 社のみが 31.3% と突出します。 この帯にはティファールの標準モデルが集まっており、扱う店が分かれるためと考えられます。

なお 3,000 円未満は 1 社のみが 3.6% と低いのですが、 金額差はさらに小さくなるため、比較の実益は限られます。

「蒸気レス」機は別枠

上位に並ぶタイガーの製品には共通点があります。 「蒸気レス VE 電気まほうびん とく子さん」という、電気ポットに近い構造のシリーズです。

製品買取価格値を付けた店
PIM-H220-KE14,500 円2 社
PIG-H300-K(電気ポット)14,100 円6 社
PIS-G220-KE11,500 円5 社
PIS-G300-KE10,500 円3 社

タイガー全体の中央値が 4,750 円なので、この系統だけ 2〜3 倍の水準にあります。

同じ「電気ケトル」でも、保温機能を持つ大容量タイプは価格帯がひとつ違います。

手元にあるのがどちらかは、型番の頭 3 文字(PIM/PIG/PIS)と容量表記で判別できます。 このクラスであれば、社数を確認する価値があります。

最多の店より、勝つ店

「単独で最高値」は、2 社以上が値を付けている商品のうち、その店だけが最高値だった割合です。

買取店値を付けた点数うち 2 社以上単独で最高値の割合
森森買取65 点62 点11.3%
買取wiki63 点48 点41.7%
買取けんさく君55 点55 点10.9%
買取商店54 点52 点30.8%
家電市場48 点43 点4.7%
買取一丁目36 点36 点13.9%

扱いが最多なのは森森買取の 65 点ですが、単独で最高値になるのは買取wiki の 41.7% が最多です。 家電市場は 48 点扱っていて 4.7% にとどまります。

このジャンルは 6 社が厚く扱っており、平均 3.1 社が並びます。

贈答品として残りやすい

電気ケトルは、買った本人が使わないまま残るケースが多い家電です。

よくある経路内容
贈答・引き出物すでに持っているため使わず、箱のまま保管になる
引っ越し・同棲2 台になり、片方が未開封のまま余る
買い替え新しいものを買ったが、予備として買った分が残る
景品・ポイント交換選んだものの、生活動線に合わず使わない

いずれも未開封のまま残るのが共通点です。 このジャンルで新品買取が成立しているのは、この事情によるところが大きいと考えられます。

一方で単価が低いため、1 点だけを売却するには手間が見合いにくくなります。 次の節のとおり、他の家電とまとめるのが現実的です。

まとめ売りが向いているジャンル

金額差が小さく、単価も低い。この 2 つが重なると、1 点ずつ送るのは割に合いません。

状況実測判断
比較で取れる差中央値 1,050 円(44.7% は 1,000 円未満)1 点だけのために店を分けない
1 万円以上の商品平均 4.8 社・1 社のみ 0.0%ここだけは社数を確認する価値あり
3,000〜6,000 円1 社のみが 31.3% と突出そもそも選べないことがある

実測では 10 点をそれぞれの最高値の店に送ると 5.11 社に分かれ、 同額で並んでいる店を使い回して社数を減らしても 4.64 社でした。

他の家電とまとめて 1 社に送り、ケトルは「ついで」に含めるのが現実的です。

他ジャンルと並べると位置づけがわかる

買取Xで新しく実測したジャンルと並べます。

ジャンルひらき(中央値)金額差(中央値)買取価格の中央値
電気ケトル・ポット1.286 倍1,050 円5,000 円
加湿器(単機能)1.147 倍15,000 円
テレビドアホン1.127 倍2,000 円18,550 円
ドライブレコーダー1.100 倍1,800 円18,200 円
温水洗浄便座1.071 倍2,000 円30,700 円
買取X 全体1.100 倍2,000 円

ひらきの倍率は 5 ジャンル中で最大なのに、金額差は最小です。 買取価格の中央値が 5,000 円と、他の 3〜6 分の 1 だからです。

たとえば温水洗浄便座はひらき 1.071 倍と最小ですが、 中央値 30,700 円なので金額差は 2,000 円になります。

倍率と金額は逆に並ぶことがある、というのがこの表の要点です。 どのジャンルを比べるべきかを判断するときは、金額差の列を見てください。

色まで写して、1 万円かを見る

確認することどこを見るか効き方
① 未開封か外箱水を入れた時点で新品として扱えない
② 型番を色まで外箱・本体の表示色違い 19 組のうち全色同額は 7 組(36.8%)だけ
③ 1 万円以上かどうか検索結果1 万円以上は平均 4.8 社・1 社のみ 0.0%。3,000〜6,000 円は 31.3% が 1 社のみ

金額差は中央値 1,050 円で、44.7% は 1,000 円未満です。 1 点だけのために店を分ける必要はありません。

湯を沸かす前に決める

外装を開けた場合の影響は、同じ店の中で比較できる例で実測できます。 トレーディングカードの BOX でシュリンクの有無を比べた 7 組はすべて下落し、中央値 0.871 倍(−12.9%)。 それ以上に大きいのが扱う店の数で、シュリンク付きの 15〜19 社に対し、なしは 1〜2 社でした。

電気ケトルは一度湯を沸かすと新品として扱えません。 動作確認のつもりでも、水を入れればその時点で使用品になります。

贈答品として受け取ったまま使わなかった分、買い替えで重複した分は、 開封せずそのまま出すのがいちばん高くなります。

このジャンルは、待つと下がる

電気ケトル・ポットに絞って、同じ商品を同じ店が付け続けている組み合わせを追いました。 2026 年 3 月から 9 月までの実測です。

期間追跡した組み合わせ同額のまま上がった下がった
1 ヶ月後1,86782.3%6.9%10.9%
6 ヶ月後25165.3%10.4%24.3%

6 ヶ月では下落 24.3% が上昇 10.4% の 2.3 倍でした。 買取X 全体では上昇 22.2% 対 下落 23.9% とほぼ拮抗するので、このジャンルははっきり下向きです。

1 ヶ月でも下落 10.9% が上昇 6.9% を上回っており、方向は一貫しています。

同じ時期に実測したドライブレコーダーは 6 ヶ月で上昇 31.3% 対 下落 13.7% と逆向きでした。 ジャンルによって向きが分かれるということです。

ただしこれはこの 7 ヶ月の記録であって、将来の予測ではありません。 6 ヶ月の追跡は 251 組と数が少ない点にもご注意ください。

色違いでも金額が変わる

同じ型番で色だけが違う組み合わせを 19 組見つけました。

全色が同額だったのは 7 組(36.8%)。6 割以上は色によって金額が変わります。

アイリスオーヤマ PCV-A100買取価格値を付けた店
-CU2,900 円3 社
-KN2,800 円3 社
-WM2,500 円3 社

3 色とも同じ 3 社が値を付けたうえで、1.160 倍のひらきがありました。 店の顔ぶれが同じなので、この差は色そのものによるものです。

ただし金額にすると 400 円。 このジャンルでは色の差も、店の差と同じく金額としては小さくなります

それでも型番は色まで含めて伝えてください。 別の商品として登録されているため、伝え方によって出てくる金額が変わります。

置いておくと何が起きるか

期間追跡した組同額のまま上がった下がった
1 ヶ月後2,19183.3%5.2%11.5%
6 ヶ月後1,58264.0%12.2%23.8%

電気ケトルを同じ店が付け続けている組み合わせで見ると、 6 ヶ月の下落 23.8% は上昇 12.2% の約 2 倍。前の節で見たとおり下向きです。

参考までに買取X 全体では 1 ヶ月 78.4%・6 ヶ月 53.9%、 下落 23.9% 対 上昇 22.2% でほぼ拮抗します。 電気ケトルは全体より動かないが、動くときは下に動くという形です。

実際のリスクは金額よりも掲載側にあり、買取X 全体では 6 ヶ月で 22.6% がその店の買取対象から消えていました。 ただし商品単位では、6 ヶ月後も 1 社以上が値を付けている商品が 91.4% あります。

倍率でなく金額で見る

  • 倍率は大きく、金額は小さい — ひらき中央値 1.286 倍(全体 1.100 倍)に対し金額差は 1,050 円(全体 2,000 円)
  • 半数近くは 1,000 円も変わらない — 金額差 1,000 円未満が 44.7%、500 円未満が 21.3%
  • タイガーが最も比較しやすい — 40 点・3.4 社・1 社のみ 5.0%
  • 金額はバルミューダ — 中央値 9,500 円・最高 18,000 円・1 社のみ 0.0%
  • 1 万円以上なら必ず複数社 — 9 点すべてに 2 社以上、平均 4.8 社

買取価格は毎日変わります。売却の直前に、最新の金額と社数をあわせてご確認ください。 なお、ここまでの数字はすべて新品・未使用品の買取価格です。 使用済みの品の扱いは買取店ごとに条件が異なるため、各店の査定条件をご確認ください。

よくある質問

Q
電気ポットと電気ケトルでは違いますか?
買取Xの登録では、電気ケトルが 101 点・平均 3.1 社・買取価格の中央値 5,000 円・最高 18,000 円、電気ポットと電動ポットが 8 点・平均 4.1 社・中央値 7,250 円・最高 14,100 円でした。ポットのほうが中央値は高く社数も多いのですが、8 点と少数のため数字が数点で動きます。参考値としてご覧ください。なおひらきはケトルが 1.333 倍、ポットが 1.125 倍で、ケトルのほうが店による差が出やすい結果でした。ただし金額差はケトルが 1,150 円、ポットが 700 円で、どちらも 1,000 円前後にとどまります。
Q
保温機能付きの大容量タイプは別扱いですか?
価格帯がひとつ違います。上位に並ぶタイガーの「蒸気レス VE 電気まほうびん とく子さん」は、PIM-H220-KE が 14,500 円(2 社)、電気ポットの PIG-H300-K が 14,100 円(6 社)、PIS-G220-KE が 11,500 円(5 社)、PIS-G300-KE が 10,500 円(3 社)。タイガー全体の中央値が 4,750 円なので、この系統だけ 2〜3 倍の水準にあります。手元にあるのがどちらかは型番の頭 3 文字(PIM/PIG/PIS)と容量表記で判別できます。このクラスであれば、買取価格 1 万円以上の帯(平均 4.8 社・1 社のみ 0.0%)に入るため、社数を確認する価値があります。
Q
売る前に何を確認すればいいですか?
3 つです。① 未開封か — 水を入れた時点で新品として扱えません。② 型番を色まで — 別の商品として登録されており、色違い 19 組のうち全色同額は 7 組(36.8%)だけでした。③ 買取価格が 1 万円以上かどうか — 1 万円以上の 9 点はすべてに 2 社以上が値を付け平均 4.8 社ですが、3,000〜6,000 円の帯は 1 社のみが 31.3% と突出します。なお金額差は中央値 1,050 円で 44.7% は 1,000 円未満なので、1 点だけのために店を分ける必要はありません。他の家電とまとめて出すのが現実的です。
Q
なぜ新品の電気ケトルが買取に出るのですか?
買った本人が使わないまま残るケースが多いためです。贈答品や引き出物ですでに持っているため使わなかった、引っ越しや同棲で 2 台になり片方が余った、買い替えで予備として買った分が残った、景品やポイント交換で選んだが生活動線に合わなかった、といった経路があります。いずれも未開封のまま残るのが共通点で、このジャンルで新品買取が成立しているのはこの事情によるところが大きいと考えられます。一方で単価が低いため、1 点だけを売却するには手間が見合いにくくなります。他の家電とまとめて出すのが現実的です。
Q
タイガーと象印ではどちらが有利ですか?
金額は象印、比較のしやすさはタイガーです。象印は 25 点・買取価格の中央値 6,900 円・最高 11,600 円で、タイガーの 4,750 円・14,500 円より中央値が高くなります。一方タイガーは 40 点と点数が最多で、平均 3.4 社・1 社しか値を付けていないのは 5.0% とジャンル内で最も低い水準。ほぼ必ず複数社を並べられます。ひらきは象印が 1.196 倍とジャンル内で最小、タイガーが 1.326 倍。ただし金額差はどちらも 1,000 円前後にとどまるため、実務上の差は大きくありません。
Q
他のジャンルと比べて、比較の価値はどのくらいですか?
倍率では最大、金額では最小です。買取Xで実測した 5 ジャンルを並べると、ひらきの中央値は電気ケトル・ポットが 1.286 倍で最大、次いで加湿器 1.147 倍、テレビドアホン 1.127 倍、ドライブレコーダー 1.100 倍、温水洗浄便座 1.071 倍。ところが金額差の中央値は電気ケトルが 1,050 円で最小、温水洗浄便座とテレビドアホンは 2,000 円、ドライブレコーダーは 1,800 円です。買取価格の中央値が 5,000 円と他の 3〜6 分の 1 だからで、倍率と金額は逆に並ぶことがあります。どのジャンルを比べるべきかを判断するときは、金額差のほうを見てください。
Q
すぐ売らないと下がりますか?
このジャンルは下向きでした。2026 年 3 月から 9 月の実測で、同じ商品を同じ店が付け続けている組み合わせを追うと、1 ヶ月後は同額のままが 82.3%・上昇 6.9%・下落 10.9%、6 ヶ月後は同額 65.3%・上昇 10.4%・下落 24.3% で、下落が上昇の 2.3 倍でした。買取X 全体では 6 ヶ月で上昇 22.2% 対 下落 23.9% とほぼ拮抗するので、電気ケトルははっきり下向きです。同じ時期のドライブレコーダーは逆に上昇 31.3% 対 下落 13.7% だったので、ジャンルによって向きが分かれます。ただしこれはこの 7 ヶ月の記録であって将来の予測ではなく、6 ヶ月の追跡は 251 組と数も少なめです。
Q
色によって買取価格は違いますか?
違います。同じ型番で色だけが違う組み合わせを 19 組調べたところ、全色が同額だったのは 7 組(36.8%)だけでした。分かりやすいのがアイリスオーヤマ PCV-A100 で、-CU が 2,900 円、-KN が 2,800 円、-WM が 2,500 円。3 色とも同じ 3 社が値を付けているので、この差は色そのものによるものです。ただし金額にすると 400 円で、このジャンルでは色の差も店の差と同じく小さくなります。それでも別の商品として登録されているため、型番は色まで含めて伝えてください。
Q
電気ケトルは比較する意味がありますか?
倍率だけ見ると大きいのですが、金額にすると小さいジャンルです。2 社以上が値を付けている 94 点で、最高値と最低値のひらきは中央値 1.286 倍。買取X 全体の 1.100 倍を大きく上回ります。ところが金額差は中央値 1,050 円で、全体の 2,000 円の半分程度。上位 10% でも 2,810 円(全体は 23,000 円)です。さらに金額差 500 円未満が 21.3%、1,000 円未満が 44.7% で、半数近くは比較しても 1,000 円も変わりません。単価が低いため、1.3 倍動いても金額が伸びないのが理由です。比較の価値は倍率ではなく金額差で判断してください。
Q
どのメーカーが高く売れますか?
バルミューダです。7 点と少数ですが買取価格の中央値 9,500 円・最高 18,000 円(MoonKettle KPT02JP-BK)で、他メーカーを上回ります。しかも 7 点すべてに 2 社以上が値を付けており、平均 4.6 社と社数も最多でした。次いで象印が中央値 6,900 円、タイガーが 4,750 円、ティファールが 2,550 円です。なおティファールはひらきが 1.400 倍と最大ですが、中央値 2,550 円なので 1.4 倍動いても金額では 1,000 円ほど。倍率の大きさが金額の大きさを意味しない典型例です。
Q
1 点だけでも売れますか?
売れますが、送料や振込手数料との兼ね合いを確認してください。このジャンルは金額差の中央値が 1,050 円で、44.7% は 1,000 円未満。1 点のために店を分けると、比較で取れる差より送料のほうが大きくなることがあります。実測では 10 点をそれぞれの最高値の店に送ると 5.11 社に分かれ、同額で並んでいる店を使い回して社数を減らしても 4.64 社でした。他の家電とまとめて 1 社に送り、ケトルは「ついで」に含めるのが現実的です。ただし買取価格 1 万円以上の商品は平均 4.8 社・1 社のみ 0.0% なので、ここだけは社数を確認する価値があります。
Q
3,000〜6,000 円のモデルが売りにくいのはなぜですか?
この帯だけ 1 社しか値を付けていない割合が 31.3% と突出しています。3,000 円未満は 3.6%、6,000〜1 万円は 10.0%、1 万円以上は 0.0% なので、3,000〜6,000 円だけが例外です。この帯にはティファールの標準モデルが集まっており、扱う店が分かれるためと考えられます。平均社数も 2.7 社とジャンル平均の 3.1 社を下回ります。該当する型番は、売る前に社数を確認してください。
Q
一度お湯を沸かした電気ケトルも買い取ってもらえますか?
買取Xが扱っているのは新品・未使用品の買取価格です。電気ケトルは一度湯を沸かすと新品として扱えません。動作確認のつもりでも、水を入れればその時点で使用品になります。贈答品として受け取ったまま使わなかった分、引っ越しや買い替えで重複した分は、開封せずそのまま出すのがいちばん高くなります。外装を開けた場合の影響は同じ店の中で比較できる例で実測でき、シュリンクの有無を比べた 7 組はすべて下落し中央値 0.871 倍(−12.9%)、値を付ける店の数も 15〜19 社から 1〜2 社に減りました。使用済みの品については、各買取店の査定条件を直接ご確認ください。
Q
いちばん多く扱っている店に出せばいいですか?
一致しません。扱いが最多なのは森森買取の 65 点ですが、2 社以上が値を付けている 62 点のうち単独で最高値になるのは 11.3%。単独首位が最も多いのは買取wiki の 41.7%(63 点扱い)で、次いで買取商店の 30.8%(54 点)です。一方、家電市場は 48 点扱っていて 4.7% にとどまります。扱っている点数の多さは「検索して出てくる確率」を上げますが、金額の高さとは別の話です。このジャンルは 6 社が厚く扱っており平均 3.1 社が並ぶので、型番ごとに確認してください。